一陸特|第一級陸上特殊無線技士|受験者救済センター|JEReC

一陸特|不合格となった場合の経済的損失

◆一回の不合格が、どれだけの損失を生むか把握していますか?
一陸特の試験は1年間に3回しかありません。それ故に、一度不合格になると次回のチャレンジは4ヶ月後です。

ここで経済的損失という観点で少し考えておきましょう。
試験に不合格となってしまった場合の直接的な損失と言えば、申請書類の調達費用、受験料、払い込みの手数料、写真代、試験会場までの交通費、これらを調べる際の回線接続費用などでしょうか。
問題集やテキストなど、勉強に必要な費用も損失のような気がしますが、次回の受験にもそのまま用いるのであれば、これは不合格を起因とする損失ではありません。

しかし、ここには甚大な落とし穴があります。
実は上記の損失以外にも、直接は目に見えない機会損失というものが存在するのです。

◆気付かぬところで、こんな機会損失が・・・
まず無線従事者は「独占資格」という概念があり、しかるべき免許を受けた人でないと無線設備の操作ができません。従って、事業者によっては必要な免許を受けている者を常駐させなければなりません。
この場合に有資格者はその職場において「必要な人」となるため、企業にとっては当該の有資格者に対する待遇を厚くする傾向が見られます。
具体的には昇給や昇格、賞与などです。より待遇の良い他社などへの転職を防ぐために、事前に対策を打っているのです。
もし不合格となってしまうと、これらの手厚い待遇は当然ながら合格するまでお預けとなります。

更には、所属する組織・企業によっては合格時のお祝いとして報奨金が出されたり、資格取得後の給与に資格手当が毎月支給されたりするケースが多いようです。
これらの合格さえしていれば受け取れる筈の資格手当が幻となったり、報奨金が4ヶ月間も先送りになることによる金利負担などが、機会損失として想定できます。
金利負担は僅かな額ですが、資格手当は資格保持者であれば毎月受け取れるものですから、単純に月単価×4ヶ月分が消失することになります。
ある調査機関による研究報告では、第一級陸上特殊無線技士を有している場合の資格手当は、月あたり3,000円~15,000円の幅があり、調査対象とした企業の平均額は8,437円にも上るそうです。

第一級陸上特殊無線技士の資格手当
月額手当額の幅 3,000円~15,000円
対象企業の平均月額 8,437円

単純計算ですが、少なく見積もった場合でも4ヶ月間で12,000円。平均水準の場合で33,748円もの収入を掴み損ねてしまうわけです。
これは大きいですね。

更には、一陸特に合格した暁には、次のステップとしてより上級の免許や主任技術者などに挑戦しようと、戦略的に検討されている方も多いと思います。
これらの場合も、それらの受験機会が実質的に4ヶ月ずつ先送りになることになり、トータルではかなり大きな機会損失金額となってしまうのです。

貴方は、これらの損失を放置することができますか?

↑ PAGE TOP